突然ですが、えむ心理研究室の受験コーチングは「専門家や指導者がついていれば中学受験は大丈夫」といったお考えのおうちですと恐縮ながらお手伝いすることができません。
10年以上にわたるプロ家庭教師および訪問カウンセリング(家族カウンセリング含む)の経験上、「先生に任せておけば大丈夫」と考える親御さんのいるおうちは、受験生のお子さんが必要以上に苦しむことが多いです。
例えば、まだ甘え心の抜けない、親御さんのぬくもりを求めているお子さんは、親身な専門家や指導者がつき親御さんが距離を置くことによって「見捨てられた」と感じることもあります。その見捨てられ不安と向き合っていく時間も必要ではあるのですが、家族一丸となって向き合っていったほうがうまく対処できます。
本当は、ゆっくりと時間をかけて家族で向き合っていくほうが良い課題なのですが、受験というタイムリミットのあるイベントが控えている場合は定期的にしっかりと家族カウンセリング的な時間と空間を設けることをお勧めします。
お子さんに対し、教育の専門家やプロの指導者が受験合格に向けてどれだけ十分に適切にかかわったとしても、家での生活には勝てません。
せっかくやる気を出すためのコーチングを受けていても、おうちの方から不用意な発言や自信を失わせるような態度が頻繁にあれば、受験生さんのモチベーションが下がってしまうこともままあります。
どうしたら、お子さんのモチベーションを維持できるのか。
方法は、十人十色、十家族と色です。
ひとつのやり方を押し付けるようなコーチングは決して致しません。
これまでのご家族のあり方を詳細にお聞かせください。
家族の長所を活かした、受験のためのより良いかかわり方がきっと見つかります。
家族成員それぞれの気持ちが整理されていれば、その分受験生さんは受験に集中しやすくなります。
どんなふうになれば受験生さんが受験に集中しやすくなり、ひいては合格可能性が高まるのか…それは、ご家庭によって異なります。
各家庭にとって、受験に必要な「家族力」を高めるために、えむ心理研究室の受験コーチは機能します。
えむ心理研究室の「受験のための家族コーチング」は、受験を控え揺れる心を抱える受験生さんを、家族でフォローできるように協力します。
えむ心理研究室の受験コーチ(家庭教師・カウンセラー)は、生徒さんだけでなくご家族全体とタッグを組むコーチングを提供します。
「あの時は大変だったね」「でも、みんなでがんばっていい思い出になったね」…コーチングを受けられたご家庭は、受験が終わってしばらくしてそんな会話をしてくださいます。
また、非常に興味深いことに、家族コーチングを受けられたご家庭は、受験生さんだけでなく親御さんやごきょうだいの心身も健康になることがほとんどです。
家族それぞれの悩みや目標が明確になり、コーチングによってそれぞれの対処方法が見出せるからだと思います。
ぶっちゃけた話、夫婦仲も良くなります。家族がそろって客観的に家族のことを話し合うことで夫婦の協力体制も整うのです。
受験生さんやご家族の皆さんは、「最初はちょっと不安だったけど、自分や家族と向き合ってよかった…」そんなふうにおっしゃいます。
保護者の皆さん、恐れずに家族と、そして自分と向き合ってください。
後悔のないように子どもさんとしっかりかかわろうとしてください。
過保護や過干渉になれと言っているわけではないということは、きっとご理解いただけていることでしょう。
大手塾や家庭教師仲介業ではなく、当方のようなある種、特殊なサービスを提供するサイトをご覧になるほどに、真剣にお子さんのことを考えておられる親御さんなら、なおのことです。えむ心理研究室はそれだけ真剣にお子さんの今と未来を考えられる親御さんを尊敬しますし、ぜひ応援したいと思っております。
受験のための家族コーチングでは、家族それぞれがどんなふうに関わればお子さんがより力を発揮できるのかを一緒に考えてまいります。
話し合いながら一緒にがんばりましょう。